牧師・田崎 敏明の信仰徒然

初めて聞いた人にも分かる言葉で、福音を伝える。
キリスト教会用語ではなく、
普通の日本語で福音を伝える働 きをしております。ぜひご支援ください!

そんな働きの中で感じたことを、ありのまま綴っております。

太宰治「桜桃」

われ、山にむかいて、目を挙あぐ。
――詩篇、第百二十一。



これは、太宰治の「桜桃」の冒頭に
書いてある聖書の言葉です。
実はこの言葉には大切な続きがあります。


「私は山に向かって目を上げる。
私の助けは、どこから来るのだろうか。
私の助けは、天地を造られた主から来る」
(聖書詩篇121篇・1節2節)



太宰は、押し寄せる罪意識と戦い、
多くの問題、苦しみに向かって目を挙げました。
しかし、彼は、聖書の次に来る言葉を書くことはなかった…。


苦しむ人に心から寄り添い共に苦しみ、
そして共に主の助けを待ち望む人。
そういう人こそ、まことの伝道者なのだろう。