牧師 田崎敏明の、インターネット教会

還暦牧師のブログ。共に励まし合うためのインターネット教会です。

変わった絵の踏み絵

大分県竹田市のキリシタン記念館に、
休館日と知らずに出掛けたアホな私。
(ちゃんと調べてから行けっ!)


そんな私に、嫌な顔をせず、
いろいろと説明してくださった館の方の第一声は、
「竹田は隠れキリシタンではなく
"隠しキリシタン"の町です」
だった。


竹田市は、あの滝廉太郎の「荒城の月」に謡われた
岡城の城下町。今もその町並みの雰囲気が、
全体に漂っている。
実は岡城の城主が、
キリシタンだったりキリシタンに好意的だったりして、
キリシタンを「隠し」ていたのだ。
もちろん、幕府もそのことに気づいいただろうが、
両者の間にはそこそこの「忖度」
があったのだろう。それでも殉教者も出している。

記念館に、和紙の踏み絵が展示されてある。
石や銅ではなく和紙。
しかし、この踏み絵の絵が変わっている。
イエス・キリストが描かれているはずなのだが、
どうも人相が悪すぎる。
実は、キリシタンが踏み絵を踏み易いように、
あえて本当の極悪人の顔を書いてあるという
話も聞いたことがある。

岡城で、3万人の島津軍を1000名の兵で撃退した、
まだ20前後の城主だった志賀親次は、
大友宗麟の義理の孫にあたるキリシタン城主。
腕には十字架の刺青が彫ってあった。

市内にある隠れ礼拝堂跡の横には、
宣教師が暮らしていたと言われる洞窟がある。
私はその洞窟に向かって、
「あなたはどのようにイエス・キリストを伝え、
当時の日本人はどのように
イエス・キリストを信じていたのですか?」
と語りかけてみた。
返事はなかった…。

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